ミドルマネジメントである部下の育成における必須事項

久しぶりにUpします。

先日、偶然にも3つの事が突然Syncをし、これはミドルマネジメントである部下を育成する為にそこそこ使えるかなと思いましたので、皆様に共有したいと思います。

3つの事とは、本、2本の映画、私のIT業界での課題意識です。

ライフネット生命の出口さんとお話をする機会を頂いてから、歴史と哲学の本を多く読むようになったり、今までとは異なった視点、経験と歴史のマッピングを始めるようになりました。

さて、本題に入ります。

先日ラスベガスに行っている最中に、堺屋太一さんの「組織の盛衰」を読み直しました。確か2012年に買って読んでいたのですが、出張時には大量に本を持っていくのでその1冊として機内で読んだのです。


そこに、「共同体」「機能体」という表現がありました。共同体とは村的な組織、つまり一般的な日本企業です。機能体はいわゆる外資系企業やベンチャー企業のように、目的中心の組織です。

共同体とは、平時の組織、日本の歴史でいうと江戸時代のような感じ。

機能体とは、戦時の組織、日本の歴史でいうと戦国時代のような感じ。

おおー そうだよねー と思っていたところ、偶然にも2つの映画を機内で見ることに。おおっ 驚き。

本能寺ホテル、戦国時代です。

沈黙、江戸時代です。

それぞれの時代に、何を守り、何を敵と考え排除しようとしているのか、対比することができたので偶然ながらも本当に深く組織の根深い問題を理解することができました。

今行っているDigital TransformationやIT Transformationを行う場合に、上記映画がとても役に立ちます。特に、インフラやプラットフォーム系をやっている人の適切なアサインや、新規IoTプロジェクトを横展開する仕組み作りなど、上記の深い理解無くして、うまくいくイメージがわきません。

このポイントを現場のマネージャ、部長クラスの管理職が理解をすることは、本当に組織の「強さ」を高める事ができると感じています。何故ならば、どのような人が何を感じて組織に所属し、リーダはどのようなプレイをすれば良いか明確になるからです。

それにしても、偶然というのは、普段から色々考えているからこそ気づく必然なのでしょうね。

このネタを少しソフトにして、部下の育成に役立てようと思います。

#歴史については見方は色々あると思うので、皆様の批判等があれば甘んじて受け入れます。



Shigeo Kagami Blog

こんにちは、Shigeo Kagamiです。 B2B ITビジネスを23年続けてきた中で、 そして日々感じる事から大切だと思う事を 共有していきたいと思います。

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