自分のポジショニングと採用のための人材ポートフォリオ管理

 この投稿を見られているみなさんは、おそらく自分の強みをよくご存じだと思います。

 しかしながら、自分の周囲のメンバーの強みを理解し、さらには一緒に働いている人の強みを理解し、さらには応募をしてくる人の強みを理解して、チームを組まれていますか?

 よく、人の強みを活かせ!みたいな話があるように思いますが、簡単に考えてお互いを支えるなんてことができていないように思います。

 そこで、それを実現するためにシンプルなフレームワークを簡単につくってみました。

 私の母校であるグロービス経営大学院大学や、いくつかの実験を通じてこの枠組みは「それなりに」応用できることもわかったため、何かの参考にして頂けたらと思います。

 いわゆる、2軸を使った、シンプルな考え方です。

 1軸目は、Tech <-> Businessです。これはシーズ <-> ニーズとも言えます。

 2軸目は、Account <-> Subject Matter Expertです。これは <-> Solution <-> Focusとも言えます。

 この枠は外資系ITベンダのエンジニアのキャリアを描く際に簡単に使えるものです。

 図を見て頂くとわかるように、多くのエンジニアの方々は、この4象限を行ったり来たりしていると思います。

 次に、エンドユーザ企業でもこの枠組みで考えてみました。

 しっかり役割分担をできるイメージができました。ここの枠組みはまた追って共有しますね。

 この枠組みを上手く使いこなせると、何が良いか?

・今いる人の強みを活かしたチーム作りができる

・採用戦略を立てられる

・それぞれの象限に必要とされているJob Descriptionがクリアになり、育成の軸ができる

・象限を越えるためのプログラムができる

・IT業界で通用する同じ枠組みを使う事で、会社内だけではなく、業界を視野にいれたキャリア開発ができる

・枠組みがあると他人と会話しやすくなる

・他

この図のもっと深い所を知りたい方は、質問など頂ければ可能な限りお答えします。

それでは、また。

Shigeo Kagami Blog

こんにちは、Shigeo Kagamiです。 B2B ITビジネスを23年続けてきた中で、 そして日々感じる事から大切だと思う事を 共有していきたいと思います。

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