自分の所属するチームの価値を感じる

皆さんのチームを売りに出したらいくらになるかイメージつきますか?

よくM&A等で、買収をする際に買収額を決めるのと同じく、組織もそのように表現をできることがあります。

もしチームで付加価値をつけていなければ、よい値がつきますし、層で無い場合は、もしかしたらゼロ円かもしれません。

価値の出し方は、その組織が将来生み出すFCFが主に重要なパラメータになってきます。

■FCF(フリーキャッシュフロー)とは

FCF = 営業利益 × (1- 実効税率) + 減価償却費 - 投資 ± ⊿WC:運転資金の増減

もし、部や本部である程度のValue Chainをカバーしている場合、そのチームの価値について語れることが重要です。

過去のわかりやすい事例で言いますと、JALがその悪い例としてあげられる事があります。

JALは彼らが資産と言っていた機材の価値が適切でなかった結果、債務超過になってしまいました。しかしながら彼らがもついくつかの価値を活かせば再生をできることがわかっていたため、負債を無くし、資産である様々なモノを活かして再生を果たすことができました。ANAの社員からすると不満は沢山あると思いますが。

さて、昨今、ECに始まり、IoT、BigdataなどITがビジネスに直結するケースが増えてきているため、ITチームにも今それが徐々に求められつつあるように思います。

皆様の所属するITチームは、自分たちの組織のAsset(人材、ノウハウ)の価値を維持しつつ、適切なROIを実現する取り組みをされていますでしょうか。

そして、皆様のチーム(事業体)のチーム価値はいくらでしょうか。そしてさらに、皆様ご自身、個人の価値はいくらになりそうだと言えるのでしょうか。

短期的に価値を上げる事だけではなく、自分らしさを最大に活かしつつ、弱点はなるべくごまかしつつ、周囲の助けを得ながらできれば、良い個人+チームが出来ていくと思います。

私の所属するチームではこの方針で運営をしていきます。

Shigeo Kagami Blog

こんにちは、Shigeo Kagamiです。 B2B ITビジネスを23年続けてきた中で、 そして日々感じる事から大切だと思う事を 共有していきたいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000